01.はじめに・・
半田付けは,古くから行なわれている金属と金属の接合方法ですが、電気関係の製造業であれば
どこの企業でも使われている技術です。
ですから、特別なノウハウがあるわけではありません。
ところが、いざ半田付けをやってみようと調べてみると、意外に情報が少ないことに気が付きました・・。
一部、半田付け器具のメーカーから、一般的な情報は出ていますが、具体的な技術については
OPENになっていません・・。
これは、半田付け技術が、各企業で個々に秘密として保有されているからであると考えます・・。
各企業で半田付けは、特殊工程として扱われており、量産品では、各企業の定める半田付け技能認定を
受けた者しか従事できないことになっているところが大半です・・。
したがって、新入社員が半田付けの技術を習得しようとした場合、各企業が、独自に作成したマニュアルに沿って、
講習が行なわれ、簡単な実技を行ないます。
この後は、簡単な量産品などを用いて、実際に半田付けをやりながら、半田職人と化したベテラン社員が
出来栄えをチェックしながら、ノウハウを伝えていくわけです・・。
このように、世の中の科学はたいへん進歩しているのに、半田付けに関しては技術の伝承が、 職人からその弟子に・・
みたいな形が、そのまま残っているのが現状です。
ここで、個人が趣味などで半田付けを習得したいと思った場合どうすればよいのか?と考えました・・。
例えば、自作アンプなどを作りたいオーディオマニアなんかです。 (私も その端くれでスピーカー自作なんかを・・)
仕事などを通じて、半田付け技術を習得した人は幸いですが、そうでない場合、案外間違った半田付けを
やっちゃてる場合が多いのではないか? と思います・・。
音にこだわる人は、ケーブルや端子などの部品に至るまで凄まじいこだわりを持っています・・。
こういう人は、その部品を多数接合している半田付けにも、当然疑問を持っているのではないか? と思います・・。
そこで、私は15年掛けて得た半田付けの技術を、ここに公開してみようと思い立ちました・・。
一部のマニアだけでなく、広く新入社員教育などにも役立てば幸いです。
少しは世の中の役に立つかな・・
04.12月 吉日


