半田コテの項でも触れましたが、コテ先の形状も重要です。
半田付け対象物の形状に合わせて、コテ先を選びます。
なるべく半田付け対象物との接触面積を大きくして、効率的に暖めたいのですが、
なかなか1回ではベストマッチしたコテ先は選択できないのが 現状です。
ここで、もう一度熱容量の話をしますと・・
例えばお風呂に入った水をこれから半田付けをしたい母材とします。
ここへ熱湯を注いで、お風呂の湯を温めようとするわけですが、
熱湯の入ったヤカンを半田コテだと思ってください。
ここでお風呂の持つ熱容量は、お風呂の大きさに比例します。
小さいお風呂なら少しの熱湯で温まりますし、大きなお風呂なら多量の熱湯を注がなければ水は温まりません。
また、ヤカンの持つ熱容量もヤカンの大きさに比例しており、大きなヤカンなら多量のお湯を注ぐことが出来ます。
ここでヤカンの注ぎ口が、コテ先に相当します。
太い注ぎ口なら 一気に熱湯を注げますし、細い注ぎ口ならちょろちょろとしか注げません。
大きなお風呂では、タイルや水面からもどんどん熱が逃げていくので、ちょろちょろ熱湯を注いでいては
いつまでたっても水の温度は 上がりません。
逆に一気に注ぎすぎると、お風呂に入っている人は、熱くて飛び上がってしまうでしょう。
ちょうど良い湯加減にするには、ヤカンの注ぎ口(コテ先の形状)が重要なのがわかっていただけるでしょうか。
実感として、コテ先を変えるだけで 「あれっ?」と思うほど作業が簡単になったりします。
また、コテ先の形状によって熱容量も大きく変わってくるので、半田コテを何種類も持つより
コテ先の形状をいろいろ持っていたほうが、コストも安く応用の範囲も広がると思います。
下にうちで主に使用しているコテ先 (HAKKO 936用) の写真を挙げてみます・・。
他にも、IC用1005チップ用など、特殊なコテがありますが、
通常は、左から4番目5番目くらいのコテ先があれば、ほとんどのものが半田付けできます・・。

半田ごてのホームページ@こてさき
製造工場から超ロングセラー商品の直接販売!ハンダごて用"こてさき"専門店
以下 引用文:
半田付けに関するあらゆる情報は一度は弊社を通っていくほどの業界ポジションにいると考えています。
コテ先のことだけに関わらず、半田付けやハンダ、半田ごてといった関連要因につきましても独自の
調査・実験・観察・ 検証を日々繰り返して おりますので、疑問などがあればご相談してみてください。
以下 半田付け職人・・
半田コテのコテ先を専門に製造販売されている会社です。
コテ先の形状についてのノウハウは、私などはるかに凌駕されておられます。
コテ先の選択に悩んだ時は相談されてみてはいかがでしょう?
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