一般には、チップ部品は手半田付けすることはありません・・。
量産品では、クリーム半田印刷機とチップマウンター、そしてりフロー炉からなる自動半田付けが 一般的です。
それでも、基板の枚数が少なくて、自動機の初期投資を行なうと採算が合わない場合や、
立ち上げまでの長い時間が待てない場合には、手半田の必要性が出てきます。
ここで、うちで行なっているチップ部品の手半田付けについて手順を説明しますと・・
1: チップ部品を半田付けする基板パターンの1箇所(端子が多い場合は2箇所)に微量の予備半田をする。
(ほんとに微量です・・半田の膜を薄く形成する感じです。)
2: チップ部品をピンセットで摘まみ、正しいチップ搭載位置に運びます。
この時、極性や表裏のある部品は注意します。
3: 微量の予備半田に半田コテ先を当て、予備半田を熔かしながらパターンにチップを正確に載せ、
予備半田によって仮止めします。 (位置修正があれば、この時点で行ないます。)
4: BONペンなどの筆を用いて、フラックスを微量づつ仮止めした予備半田と、その他の端子と
パターンに塗布します。
これは、予備半田に含まれるフラックスが極微量のため、位置決めの間にフラックスが蒸発してしまっている
ためと、チップ部品では半田量が多くなりがちなので、極少量の半田できっちり半田付けを行なうためです。
5: 予備半田してある箇所以外の端子の半田付けを行ないます。
6: 予備半田してある端子の半田付けを行ないます。
7: 顕微鏡にて出来栄えを確認します。
8: 必要があれば、フラックスをフラックス除去液で洗浄します。
この一連の作業を繰り返し行ないますが、なかなか文章では伝えるのが難しいです・・。
うちでは、実際の作業をビデオに撮影して、それを新規に作業する方に、観てもらってから 作業してもらってます。
(DVD半田付け講座)
小さいチップ部品では顕微鏡を使って半田付けしますが、これは半田が熔けていく様子を
観察しながら半田付けしたいのと、半田量が肉眼では、どうしても多く付いてしまうのを防ぐためもあります・・
お陰様で採用450社を 超えました!
(有名国公立私立大学、専門学校、
図書館等を含みます)
・鉛フリーハンダ導入でお困りの方に
・ISOで要求される定期的教育訓練
や技能認定に
・教育資料をつくる時間のない品質管理担当者の方に
詳細はこちら
